自費出版本の売れ行き

 自費出版した本の売れ行きは、商業出版のそれとは異なり、予測することが

 自費出版した本の売れ行きは、商業出版のそれとは異なり、予測することが出来ません。著者自身が習慣として、在庫をチェックすることが求められます。印税に興味のある人は初めからそうするでしょうが、単なる趣味で出版した人も、出来る限り関心を払うようにしましょう。とはいえ、発売から間もない頃は、参考に出来る数字が揃っていません。売れ行きが安定してくるのは、およそ半年経ってからだと言われています。出版社も推移が安定してきたと判断したら、著者に統計を送ります。在庫が記された書類がそれに当たりますから、月毎の販売冊数を確認しましょう。予想を下回るペースであっても落ち込む必要はありません。自費出版なのですから、売れなくても当然だという気構えが大切です。逆に予測を上回るペースを確認できたら、大いに喜びましょう。そしてそのデータを有効に利用しましょう。「出版すれば売れる」という印象を与えることのできるデータですから、今後各出版社と打ち合わせする際、武器になることは間違いありません。
 さて、自著が発売されれば、自費出版の工程は終わりを迎えます。しかしお世話になった出版社、担当者との関係が断ち切れるわけではありません。彼らとの連絡は、発売後も細目に取るようにしましょう。契約時に説明されることですが、自費出版の契約は、数年単位で結ばれることが通例です。従って、出版業務は発売後も延々と続くことになります。実際、担当者は発売後も動き回ります。各書店に営業を掛けたり、イベントスペースで宣伝したりするのです。その努力の傍で、著者が何もせずに待っているだけでは褒められたものではありません。販売状況に関する連絡くらいは、積極的に行うようにしましょう。また、SNS等で自ら宣伝するのも有効です。

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